愛犬との生活を快適に過ごすためにホコリをしっかり取り除きましょう
お掃除をしてもどこからともなく出てくるホコリ。生活している以上どこのご家庭でも完全には取り除くことはできません。
ホコリはどこからやってくる?
ホコリは家の外から入ってくるものと家の中で発生するものとに分けることができます。
外から入っているホコリは、風に乗って窓から入ってくるものや、衣服や靴についたまま入ってくる花粉、排気ガス、土・砂ぼこり、昆虫の死骸やフンなど。
そして、家の中で発生するものは、衣類や寝具からの綿ぼこり、ペットや人の毛やフケ、食べカス、ダニの死骸やフン、たばこの煙もホコリを発生しているのです。
ホコリは人やペットのアレルギーの原因であるダニ・カビの栄養分となりますから、しっかりホコリ対策をして愛犬と快適に暮らしましょう。
1マイクロメートル(=0.001ミリ)の綿ぼこりは、舞い上がると約9時間かけて1メートル落ちてきます。
人が寝静まって空気の流れが止まってから、ホコリが落下し始めるので、人が活動する前の朝いちばん、または昼間みんなが外出して、ホコリが落ちている帰宅後すぐに掃除することがとっても効果的なのです。
綿ぼこりよりもっと小さいウイルスやたばこの煙は、常に空気中を漂っています。
部屋の隅の床のほこりが目立ってきたら、その背後には見えないほこりが沢山かくれていると思ってください。
ホコリは、床や家具の上につもっているイメージがありますが、とっても軽いので舞い上がりやすく、いったん舞い上がるとなかなか落下しません。
そして、平面だけではなく壁や窓ガラスのような垂直面にも付着します。
室内でホコリは、部屋の四隅や家具の裏側などに溜まりやすい性質を持っています。部屋の隅や家具のうしろにホコリが溜まりやすいのは、空気が動きにくい場所だからです。
このほかに、静電気を発生しやすい電化製品もホコリを引きつける性質があるのでテレビの画面や冷蔵庫の裏などにもホコリが溜まります。
隠れたホコリもしっかりとお掃除しましょう。
床の上のホコリ1グラムの中には、ハウスダウトである「ダニ」が1000匹、ホコリの中で繁殖する「黒カビ」13万個、食中毒や病気の原因になる「細菌」3000万個、花粉症の原因になる花粉が含まれています。
人も犬にとっても花粉やダニの死骸がアレルギーの原因のひとつといわれています。
いつまでも愛犬と快適に生活するためにアレルギーの引き金になるホコリはしっかりと取り除きましょう。
ホコリは最初は軽くのっているだけなので、モップをかけたり拭いたりするだけで簡単に取り除けます。
しかし放っておくと室内の水分や油分と結びついて「汚れ」となってカビやダニの栄養分となります。
軽くつもったホコリに気づいたらさっと拭き取る習慣をつけていつもキレイに生活しましょう。
愛犬の毛が抜けやすい春から秋にかけては、とくにダニが繁殖しやすい時期です。
ホコリに抜け毛や花粉やダニの死骸がからまって、ダニや細菌が増殖しやすくなります。
この時期は、ダニのすみかとなりやすい寝具、カーペットや畳などをにしっかりと掃除機をかけてしっかりとお掃除しましょう。

犬は毛が抜けるのが当たり前。換毛期には大量に抜けますが、それ以外でも毎日毛は抜けています。なので毎日のお掃除は簡単に済ませたいものです。
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