犬との生活でジメジメした時期こそ、しっかりダニ、カビ対策を!!

効果的なカビ・ダニ対策!!

ジメジメはダニやカビが繁殖

湿気と温度が高くなると気になるのがカビやダニ。カビやダニが大量発生することが、人や犬がアレルギーを引き起こす原因にもなりかねません。
ホコリ1gの中には、ダニ約2000匹、カビ約3万個、細菌約800万個いるといわれています。
しっかりお掃除しているつもりでも、完全にホコリを取り除くことは難しいですね。

そこで、住まいのホコリや湿気がたまりやすい場所をチェックして、愛犬との生活を快適に過ごすための対策がとっても大切なのです。

カビはどうして発生するの?

住まいのカビを発生させる一番大きな原因の一つが湿気です。
カビの胞子はホコリに乗って部屋中に広がります。そして高温で多湿そして汚れなどの栄養分のあるとこにたどり着いて増殖していきます。
ですから、雨の日に窓を開けたり、洗濯物を室内で干すことはさけ、エアコンのドライ機能や除湿機を上手に使いましょう。
カビは発生する4つの条件(湿度、温度、栄養分、酸素)を正しく把握し、カビの予防を心がけましょう。
カビが発生する条件
室内の湿気を減らすことで、カビの発生を抑制することができます。
一度発生してしまうと手間のかかる掃除が必要なので、まずは発生させないことがいちばん大切なことです。

対策1★お天気に合わせて湿度対策を!

室内の温度は外気の影響を受けやすいので、カラッと晴れたいいお天気の日は窓を開けて、室内の風通しを良くしましょう。
いつも閉め切っているクローゼットや押し入れの扉も開けて空気を通し、雨の日は窓を閉めて湿気を遮断します。
雨の日に洗濯物を室内で干した場合、室内の湿度は80%以上になります。どうしても室内干しをする場合は、エアコンのドライ設定や扇風機などで風を送るなど早く乾かすようにしましょう。洗濯物の室内干しはジメジメ環境をつくることになるのでなるべく避けましょう。
外気の湿度が高い雨の日は窓を閉め、湿気の浸入を防いで、カビを発生させない環境で生活しましょう。

対策2★風の通り道をつくりましょう!

換気が必要天気のいい日は窓を開けて室内の隅々まで風を通しましょう。空気の流れは一方通行なので、窓は対角線上に2ヶ所以上開けることで、隅々に空気が通り抜けて大きな風の道を作りましょう。家具やカーテンの裏など空気がよどみやすくなるので、少し隙間を空けたり、意識して風がながれるようにします。
調理の際、レンジを使用する15分前から換気扇をまわし、使用後もすぐに止めずにまわすことでニオイと一緒に水蒸気も外に逃がしてくれるので湿気対策には効果的です。

部屋の中でモワッとニオイが気になりだしたら、汚れている、換気不足のサインです。

対策3★「ホコリ」はカビの栄養です!!

室内には衣類や寝具からの「ホコリ」や犬の毛やフケ、食べかすなどさまざまな「ホコリ」があります。
カビは湿気だけでなく「ホコリ」を栄養分として大量繁殖しますから、こまめなお掃除も大切です。
湿気と栄養分を減らせばカビの発生は随分抑えることができるのです。
カビの栄養分となる「ホコリをしっかり取り除く」くこともダニやカビを発生させないポイントです。






ダニはどうして発生する!?

家のあちこちに潜んでいるダニは、光が嫌いでもぐりこめる場所が大好きです。中でも毛足の長い絨毯やカーペットはダニが一番好む場所です。
ダニはカビが大好物。さらにホコリ、人や犬などのペットの毛、フケや食べカスなどを栄養分として発生します。
ダニが発生する4つの条件(湿度、温度、すみか、栄養分)にはとくに注意が必要。カビと同様にジメジメした湿気が大好きです。
ダニが発生する条件
かゆみの原因となるツメダニやアレルギーの原因ともいわれるヒョウダニなど種類はさまざま。
犬につくマダニは、草むらが生息地帯ですが、都会の公園や川原などにも生息しています。ですから、散歩の時に体に付けてかえってそのまま室内の環境が快適であれば大量発生する危険がありますから要注意です。
高温多湿の環境と、潜り込める空間があることが、ダニの大量発生につながることを理解して予防と対策を心がけましょう。

ダニはカーペットが大好き!

毛足の長いカーペットは、奥へ奥へともぐりこめるのでダニが一番好む空間です。表面を掃除するだけでは、生地の根元にいるダニは退治できません。
カーペットを使う場合は、毛足が短いものや、洗えるものを選びましょう。
布製のソファもダニは大好物。隙間のホコリをこまめに掃除機で吸引したり、カバーやクッション、ぬいぐるみも丸洗いすることでダニの発生を抑えることができます。
毎日使う寝具もダニの発生源。就寝中の汗で布団の中の湿度は高くなり、その上布団がフケや垢で汚れているとそれを栄養分としてダニが大量に発生します。
畳は室内の湿気を吸収する上、もぐりこめる場所があるので掃除機をしっかりかけるお掃除が必要な部分です。

対策1★丸洗いが一番効果的

ダニ対策には水洗いが一番効果的です。繊維の中に潜んでいるダニやダニの死骸や糞まで洗い流すことができます。
愛犬の布製のおもちゃやクッション、ベッドなど丸洗いできるものを選んでいつも清潔に。

対策2★たたかず吸い取る

布団などは干すだけでは、ダニは奥に移動するだけでまだまだ生きています。また、たたくことで布団の奥にダニの死骸が入り込んだり、内部の繊維がくだけてホコリの原因にもなります。天日干しにした後は、表と裏を丁寧に掃除機をかけてダニを吸い取りましょう。

対策3★ダニ退治対策

ダニが活発に行動するのは、梅雨から夏までの高温で湿度が高い時期です。この時期にダニの好きな誘引剤でダニを誘い込んで粘着シートでしっかりキャッチするダニ対策です。
犬や赤ちゃんがいるご家庭では、有害な殺虫剤を使いたくはないですね。
ダニ取りシートはダニの潜んでいそうな暗くて、温かい場所に置くだけなのでとっても安全なダニ対策です。


ダニはアレルギーを引き起こす

カビを栄養分としている繁殖するダニは、人や犬などのペットのアレルギーの一因といわれています。
愛犬といつまでも健康で一緒に生活するために、清潔にすることを心がけましょう。

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