胴長体型の犬に多い椎間板ヘルニア★原因と予防方法

愛犬の足腰は大丈夫!?

犬の椎間板ヘルニアダックスフンドやコーギー犬などの胴体の長い犬は、脊椎への負担が大きく椎間板がもろくなりやすいのです。椎間板ヘルニアとは、背骨(脊椎)の関節部の軟骨組織「椎間板」が損傷してしまうことによる痛みや麻痺が起こる病気です。

椎間板ヘルニアになりやすい犬種は、子犬のときからフローリングでの滑り止めコルクマットやしつけをきちんとすることでヘルニアになるリスクが軽減されます。
フローリングで犬を飼う場合は、まずは滑り止め対策をしっかりすることが大切です。

抱っこや背中を触ると嫌がりませんか?

愛犬が、元気がなくよたよた歩いたり、犬の後ろ足が立たなくなったり、抱っこをしようとするとキャンと鳴いたり、唸ったりしたら椎間板ヘルニアかもしれません。

椎間板ヘルニアとは?

椎間板ヘルニアとは、事故やジャンプの着地の失敗や体重が増えて腰に負担がかかるなどで、背骨の関節部分にあるクッションの役目をしている椎間板(軟骨)が飛び出てしまい、近くにある脊髄またはその周りの神経を圧迫することによって生じる痛みのことをいいます。背骨の中を通っている神経が圧迫を受けた場合、その感覚は脳まで到達する事ができず、脳からの「動け」といった指令が届かず、麻痺している状態となってしまいます。
圧迫の度合いや持続時間によって痛みやしびれ、無感覚などさまざまな症状がおこります。

肘、ヒザ、関節などの関節炎や脱臼などの関節疾患でも同じ様な痛みの症状があるため、本当に「椎間板ヘルニア」なのかはレントゲンを撮らないとわからないのできちんとした設備のある病院で診察してもらいましょう。

症状は5段階

椎間板ヘルニアの症状は5段階に分けられます。

グレードⅠ 脊椎部の痛みのみで、神経は正常である
歩こうとすれば歩けるがあまり歩きたがらない
グレードⅡ 歩けるが、麻痺があるが完全麻痺ではない状態
足先・爪をすって歩く(人間で言うと、グーの手で歩いている状態)
グレードⅢ 歩けなくなり、麻痺があるが完全麻痺ではない状態
背中を丸めて前足だけで歩くことがある
グレードⅣ 完全麻痺、両足を引きずる
深部痛覚検査で痛そうな顔をして、その足をさっとひっこめます
グレードⅤ 完全麻痺、両足を引きずる
深部痛覚検査で何も感じることもなくじっとしています
どんな犬種がなりやすい?

犬の椎間板ヘルニアになりやすい犬種
特に、ダックスフンド、ビーグル、シーズー、アメリカンコッカースパニエル、ウェルシュコーギー、フレンチブルドッグ、ペキニーズ。
一番多く発症しているのが、ダックスフンド。日本ではこの病気が発症する90%以上はミニチュア・ダックスフンドです。ダックスフンドが生涯において、この椎間板ヘルニアを起こす確率は程度の差はあれ19〜24%と言われています。
椎間板ヘルニアは、軟骨異栄養症(軟骨が作られるとき時に他の犬とは違う過程を得る)の犬に主に起こりやすく、この犬の特徴は胴が長いということです。
この体型によって脊椎への負担が大きく椎間板がもろくなりがちなのです。
ダックスフンドなどの小型犬は、室内でも元気よくジャンプしたり、全力疾走したり、吠えたりする傾向があり、これらの行動も椎間板への負荷をかけています。
話せない犬は、しびれていることを言葉で伝えることはできません。外から見ても傷はないのにうまく動けない、痛みがあるように見えたら早い時期に病院に連れて行ってください。

原因は何?

先天的な原因としては、先にも紹介したダックスフンドやコーギーの遺伝的におこりやすい犬種。後天的な原因では、激しい運動、事故などよって脊髄を損傷したことによって発症することがあります。また、肥満や加齢によって発症する場合もあります。
発症する時期は、個体差はありますが、特に2~6歳が発症しやすいといわれています。

治療方法は?

通常犬がまだ歩ける場合は、内科療法を行いますが、歩けなくなった場合は外科療法が必要です。
軽症の場合は、痛みをやわらげる飲み薬と、症状を悪化させないことを目的とした「ケージレスト(絶対安静)」という治療法があります。
これは、ぎりぎり動ける程度のスペースで生活をすることによって損傷してしまった椎間板の繊維輪を修復させる治療方法のことをいいます。
進行して重症になったら、やはり外科手術が必要となります。
外科手術には「半側椎弓切除術」と「背側椎弓切除術」があります。これは、減圧をするための手術です。

手術費はいくらかかるの?

手術にかかる費用は、動物病院によって異なりますが、相場としては20万円〜35万円です。また、グレードが高くなるほど当然手術費も高くなります。
そして、検査費用や入院費用なども必要となります。
ペット保険に入っていなければ、負担が大変ですね。
椎間板ヘルニアにかかりやすい、犬を飼っている飼い主さんは保険のことも考えておいた方が良いかもしれませんね。

リハビリは大切!!

手術後に歩けるようになるまでは、だいたい2週間ぐらいかかります。
人でも手術して動かないと筋力が落ちてしまって、元通りに歩けるようになるには、リハビリがとても有効で大切なことです。
犬は手術をしたことにより、ダメージを受けていますから、飼い主が愛情を持ってリハビリに付き合ってあげてください。
リハビリには、丸めたバスタオルやクッションを腹の下において立たせたり、後ろ足ハーネスを使ってゆっくりと歩く練習をしましょう。


外科手術は愛犬には相当な負担となり、手術の成功率も100%ではありません。
もしどうしても立って歩けなくなった場合は犬用の車椅子の使用も考えましょう。
鍼治療などの方法も選択肢の一つにいれて、愛犬にとって一番良い治療方法を選んであげてください。

予防方法は?
激しい運動は注意!!

椎間板ヘルニアになりやすい犬はもちろんのこと、それ以外の犬種でも遊びに夢中になって、激しい運動をしたり、高い所から飛び降りるなどで発症するケースがあります。
興奮状態で激しい運動をした場合は、落ち着かせてセーブしてあげましょう。
適度な運動や散歩、あまり激しくない遊びを長くしてストレスを貯めさせないことを心がけましょう。
犬の散歩時間

肥満に注意!!

人間もお腹が出てくると腰が痛くなるのと同じで、犬も肥満が原因で椎間板ヘルニアになる可能性が高くなります。
肥満で背骨に負担がかかることで、椎間板がつぶれて発症することもあります。
人間も犬も肥満には注意しましょう。

「滑る」床はNG!!

室内犬は、「滑る」フローリング床などで生活する状態が続くことによって、椎間板を痛めてヘルニアを発症することもがあります。
愛犬が遊ぶ場所や、ジャンプの着地点などにコルクマットなどのクッションのある床材を使うことで、椎間板ヘルニアの予防ができます。

段差を無くす!!

室内犬はソファに上がっていませんか。毎日、上り下りすることで愛犬の腰には大きな負担がかかっています。
負担を軽減するにはソファと床の段差にスロープやクッションを置いて階段にしたり、衝撃をやわらげてくれる厚みのあるコルクマットを敷くなどの工夫をして、無理なく上り下りできるようにしてあげましょう。
子犬のときからソファーから降りるときはスロープやクッションを使うことを教えると、いきなり飛び降りることなく上手にスロープやクッションを使うようになります。
犬は賢い動物ですから上り下りが楽なことがわかれば、スロープやクッションを使ってくれますよ。
無理のない上り下りで椎間板ヘルニア予防対策を考えてあげてください。


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スキンシップでいち早く発見♪

椎間板ヘルニアをいち早く発見するには、日ごろのスキンシップが役立ちます。
リラックスした状態で、ワンちゃんの首からお尻まで背骨を指で撫でてください。
このとき、背中を触らせるのを嫌がったり、ピタッと動きが止まったり、キャンと鳴かないかをチェックしてください。
初期での発見が椎間板ヘルニアの早期治療につながります。


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