犬とのスキンシップで愛犬の気持ちを理解♥
犬はいつでも自分の感情を全身で素直に表現します。
「楽しい」「怖い」といった感情をしぐさや行動で私たちに伝えようとしています。日ごろから愛情を持って接していると分かるサインを見逃さず、愛犬が何を伝えたいのかを正しく理解しましょう。
私たちが話しかけたり遊んであげたり、叱ったりはっきりと愛情を示してやらなければ愛犬には通じません。できるだけ一緒にいてやって、話しかけたり、なでてあげたり抱いてあげたり。言葉はわからなくても、心はちゃんと伝わっています。頭や背中をなでてやるなどのスキンシップが私たちにとってもワンちゃんにとってもとても幸せな時間であり、愛情を伝える最短の方法なのです。
ですが、かわいがるばかりではわがままな犬に育ってしまいます。
叱る時は愛情をもって厳しく叱り、して良いことと悪いことをしっかりと覚えさせましょう。犬は私たちの態度をそのまま人間の気持ちとして受け取ります。
あるときはベタベタ可愛がったり、甘やかせたり、あるときは冷たい態度を取っていてはどちらを信じていいのか犬は迷ってしまいます。その日の気分でかわいがったりやたら叱ったりすると、犬の性格をスポイルさせることとなるので注意しましょう!!
犬のボディランゲージを正しく理解して、ますます楽しく犬とふれあいコミュニケーションを大切にしましょう。
犬がシッポを振っている姿で喜んでいるのか、おびえているのか、怒っているのかが一目で分かります。
・左右に小刻みに振っているときは喜び
・左右にゆるやかに振っているときは親愛
・クルクルまわしているときは最高の喜びを表現
・尾を高く上げているときは威嚇
・犬同士がお互いに力を探りあうときも上にあげて小さく振ります
・犬同士で力の強い方はますます上にあげる
・犬同士で負けた方は恐怖から服従を表すとき尾を股間へ巻き込む
犬はシッポを振ることで雄弁に気持ちを語りあっているのですね。
犬同士の場合は、相手に負けたことを示す動作ですが、これを人に対して示す場合はその人に絶対服従の意思表示です。
しかし、リラックスしている時に飼い主の前でお腹を見せる場合は、飼い主に甘えて安心している状態ですね。これがとってもかわいい♥
中には自分が偉いと勘違いして「撫でろ!」「マッサージしろ!」といっている犬がいる場合もあるそうです。
あなたの家のワンちゃんはどちらでしょうか!?
敵を攻撃するとき以外で、飛びついてくるのは喜びを最大限に表現しているのです。この時のシッポはクルクルと最高の喜びを表現しています。
飛びついて顔をなめまくったりしますが、これもスキンシップの要求のあらわれです。嫌がらずに受け止めてあげてください。
ただし、いつもこれを繰り返していると飼い主よりも犬が偉いと勘違いしてしまうので、「おすわり」などの命令を出して落ち着かせてから撫でてあげたり、遊んであげる習慣をつけることも大切です。
犬にだって嫉妬心はあるのです。
ほかの犬や赤ちゃんがかわいがられているのを見ると、ワンワンと吠えたりずいずいと間に割り込んできたり、悲しい甘え声を出したりします。逆に言えば焼きもちをやくということは、飼い主に対して強い愛情を抱いていることですね。
かわいいですね〜♥
子犬の歯の生え変わり時期に歯がむずがゆくなり「甘噛み」をしますが、人の手が傷つくほどは噛みません。
遊び中に興奮して噛んでしまうことがよくあるので、興奮させるような行動はできるだけ避けましょう。
危険が及びそうになると自分の身を守るために、低くうなり声とともにきばをむき威嚇して「来ないで」というサインを出します。
このうなり声をきいて「生意気だ」と叱ると攻撃のために噛みついてきますから注意しましょう。
愛犬の性格を把握して、臆病なワンちゃんの場合は驚かせたりストレスを与える様な行動は慎みましょう。
愛犬との生活環境を整えて、いっしょに遊んだりスキンシップをしてストレスがないワンちゃんは噛んだりはしないものです。
親愛の気持ちを表している時は、シッポをゆっくりと振っているか、こきざみにゆすっています。
低くうなり声をあげて体をすり寄せてきた時は、攻撃につながる危険信号です。
イタズラなどをして叱られた時や叱られそうな時、犬は伏し目がちか上目使いで首をすくめます。反省している気持ちの現れで、シッポも遠慮がちにゆれています。まるで人間の子どもと同じで、ほほえましい態度ですね。
店長のりんちゃんは飼い主が赤ちゃんをかわいがっていると、やきもちを焼いて間に割り込んできます。それが、またかわいいんですね。